だれでもトイレ地図
障害児、障害者が出かけるとき、大きな問題はトイレの問題です。
この頃、「だれでもトイレ」というものが、あちこちで見られるようになりました。
「多目的トイレ」「ユニバーサルトイレ」なども同じものです。
ユニバーサルデザインの考えに基づき、高齢者、車椅子利用者、子供連れ、オスメイトなど、
できるだけ多くの人が利用できるよう設計されたトイレです。
車椅子マークのトイレが見つかり、ほっとして、入ってみたら、
「入れない!!」「使えない!!」ということはしばしばあります。
「だれでもトイレ」は、「東京都福祉のまちづくり条例」の中にある用語です。
ただ、その中に、ベビーベッドまたは、乳幼児のおむつ交換の設備としか記述がな
く、
障害者のおむつ交換までは配慮されていません。
ユニバーサルベッドがあるところは少なく、ベビーベッドしかない場合も多いです。
重度の障害児・障害者の場合、かなり背中を倒した状態で座る車椅子のため、車椅子も長さがあります。
六本木ミッドタウンなど、新しい建物、施設では、ユニバーサルベッドのあるトイレも増えました。
首都の空の玄関口、羽田空港は合格!
(もう10年以上、海外旅行に行っていないので、成田空港はわかりません。)
もう一つの首都の顔、東京駅はまだまだです。
先日、障害者施設の外出行事で、東京駅に行きました。
東京駅構内の多目的トイレには、ベビーベッドしかありません。
そのため、救護室のベッドを使わせてもらわねばなりません。
ところが、救護室ですから、具合が悪い人がいたら、そちらが優先。
また、救護室は丸の内側にあり、八重洲側から向かうのはまた一苦労。
2020年の東京オリンピックまでには、本当にやさしい街になってほしいものです。
(最後のチャンス!、皆で働きかけて行かなくては!)
「誰でもトイレ マップ」というキイワードで検索したところ、「みんなでトイレマップを作ろう」というものがいくつかありましたので紹介します。お出かけの際は必須ですね。
みんなで協力して、トイレマップを作りましょう!!